なんだかムカツクが、まぁ良しとしておこう。
影響絶大。
確かに家に来いっつったのは、俺。
誘ったのは俺。
逢いたいっていったのも俺。
けど、おかしいだろ。
ありえねぇだろ、俺の女だってことすら疑いたくなるくらいはさっきから俺のことなんかアウトオブ眼中で随分離れたソファに悠然ともたれかかってずっと漫画を真剣に読んでやがる。
もちろん一言も会話なし。
これじゃあ、うちに来た意味すらねぇよ。
心底ムカつきながら、ソファにもたれかかったをちらりと盗み見る。
いまだに視線は漫画一直線。
俺を気にするそぶりすらねぇ。
なんなんだよ、漫画なんて読んでんじゃねえっつの。
家でだって読めるじゃねーか、なにも俺と一緒のトキにみなくてもいいだろ。
イライラを押さえながら、そのへんにあった雑誌を手に取る。
たいして面白くもない雑誌にムカつきながら意識を集中させた。
しばらくして、急にベットに影が落ちてきた。
スプリングの鈍い音に、雑誌から目を離すとが馬乗りになって俺をじっとみていた。
は?
思ってもない事態に脳が働きを停止する。
「...?」
数分後、やっとのことでそれだけ絞り出した俺にアイツはかがんでキスをすると予想打にしなかったことを呟いた。
「景吾...えっちしようよ」
「・・・は?」
なんだよ、さっきまでシカトだったじゃねぇか。つーか、そんなことよりもありえねぇ
。
が自分から誘ってくるなんて。
俺の鈍い反応には途端に怪訝そうな顔をする。
「なに?その反応。寒いなぁ〜〜っ。いつもうるさいくらい言うくせに」
俺は、に言い返そうとして手を伸ばした。
「...お前こそ、サカってんのかよ?別にかまわねぇけど」
伸ばした腕での腰を支えて体勢をかえる。
俺が上でが下。
イイムードが部屋を包んだまさにその時。
キスしようとした俺には再びありえない発言をした。
「...すんげー可愛いコ産まれるよね?」
とち狂ってしまったのかと思うような言葉に俺はもちろん固まった。
いや、ガキが欲しくないわけじゃねぇけど。
つうか、そういう問題の前に。
なんでそんなことを突然言い出してんだ、こいつは。
セックスするたびに、『中に出すな!』とか鬼神のごとき顔で言ってたのによ。
まぁ、ガキさえ出来ちまえば結婚するっていうのを親に説明しやすいしな。
違う違う、いまはそういうことじゃねぇ。
こいつがこんな発言するってことは中出しおっけーだってことを遠回しに言いたいのか。
いやそれも違うな。
とにかくガキだろうな。
この脈略のない言葉からして。
意味わかんねぇけど。
「どうしたんだよ、?熱でもあんのか?」
心配になった俺は、の額に手を当てた。
熱は感じるけど異常な高さなわけじゃない。
その動きに不満を感じたのかは甘いムードを瞬時に消してつっかかってきた。
「はぁ?何言ってんの?アンタ。アンタこそ熱あんじゃないの?」
「あん?...それはお前が、『可愛いコ産まれるよね?』なんて意味不明なこと言ってきたからだろーが」
わかんねぇのはお前だ、お前。
切り返した俺に、真似しないでよ、キモ!似てないし!!とか言い放っては俺から離れようとした。
心の中でヤリてぇんじゃなかったのかよ、と毒づいてみる。
「もうホント最悪。あたしはただゆずゆみたいな可愛いコ欲しかっただけなのに〜〜〜〜」
所詮景吾も度胸ないってことじゃん!
言いたい放題いいまくるに、俺はもちろんキレる。
「はぁ?んだよ、そのゆずゆっつーのはよ」
は顔に青筋浮かべながらハイスピードでベッドから抜け出して、先ほどまで座っていたソファに走り寄ると自慢げに読んでいたらしい漫画をもちあげた。
「ゆずゆはこれに決ってんじゃん」
いかにもかわいらしい表紙に、『愛してるぜベイベ☆☆』とかゆう謎の題名が書かれていた。
ベットサイドに戻ってきて座ったの手元をのぞきこむ。
そこには、いかにもなかわいい幼稚園児が描かれていた。
は実に嬉しげな表情でじっとみている。
それがチャンスだということに気付き俺はしらないうちに笑っていた。
とびきり優しい声を出し、の手からさりげなく本をうばいとる。
「なぁ、。ゆずゆ欲しいよな...セックスしようぜ」
思った通り、はそのまま流されてくれて俺はその恩恵にあずかった。
それが漫画のおかげっつーのがなんだかすこし、納得いかないけど。
追記**
なんか跡部へん〜〜〜〜〜〜。
つーかlenがダメダメなんだよね〜〜〜〜。
旭はともかく跡部は口調まるで違うし。
うわん、でもいまはこれしかできません。ごめんねっ。
しかしlenもマジでゆずゆ欲しいよ!!
かぁいいよ。
up date2003.05.13