涙が溢れた。
その分だけ、大人になって。
その分だけ、あなたを思い出す。
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リフレイン。 |
小さい頃、なんども繰り返しみた夢。
小さな教会、大きなステンドグラス。
広がる幻想的な、ヒカリを帯びたイルミネーション。
柔らかい表情のおんなのひと。
絵本を読んでくれた男の子。
思い出すのは、いつもあなたといた日々。
最後に、読んでくれた言葉。
言ってくれた言葉。
『必ず、迎えにくるから』
夢の中でも悲しすぎて忘れられない。
知らないうちに涙が溢れてた。
今、目の前にいる珪くん。
あの言葉を守ってくれた。のに...。
どうしてか、また涙が溢れてく。
あなたはいつも、涙をくれる人。
寂しさをくれるひと。
せつなさをくれるひと。
嬉しさをくれるひと。
優しさをくれるひと。
それでも、どうしてか。
涙が溢れて。
その分だけ、大人になって。
その分だけ、あなたを思う。
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後書き
はじめは失恋テイスト。
でも、これあれなんですけどね。
あの告白シーンの彼女の気持ちってことにしてあります。
ちなみに、len的には現代っコなのに。
いかにも異次元的なあの赤頭(ピンクって思います?)が許せません。
せめて、チャッパでいってください。
ピンク色は校則違反ですから。
ってか、その前に氷室とか、塔矢2号(守村/ちなみに一号はケイオス(ゼノサーガ)
とかも平気で校則やぶってますけどね(笑)
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