それぞれのあふれるおもいにきらめきと

しゅんかんをみつけてるほしふるよのであいがあるよに
















BOY MEETS GIRL*












熱くて辛い夏、君に恋をしました。


空は真っ青な晴れで、しかも気温はびっくりするくらい高くて。
テニスコートですらかけるものなら汗をかきたいっていってるみたいな天気の日に。
たまたま横を通ったら、たったひとり爽やかにテニスをしてる人がいて。

古典的だけど、目が離せなくなった。


ううん、違うかも。

もう、あのひとしかみえなかったのかも。
みえてなかったのかも。

とにかくわたしはその足で八ヶ岳に合宿の予定まで立ててた天文学部を辞めて、顧問の先生に入部届けを出してた。



名前くらいは知ってるって言えれば良かったのかも。
そうすれば彼にももっといい印象与えられたのかも。

ホント、強さといい男揃いで学校内外でも有名なテニス部だったのに。

だけど、実際名前も何も知らなくて。
知ってるのは唯一あの日みた顔と、シャツの柄と。

あと、黒いリストバンド。


だから、ほんとにごめんね。
「知ってるのは跡部くんくらいなんだよね...」って素で言っちゃって。
でも、優しいね。
彼は笑ってくれて?





「そうだよなーアイツいちいちやることが大袈裟なんだよなー、だから知らないやつなんていないよな」






って不本意な顏してたけどフォローしてくれた。








そんな些細なこともますますいいなって思ったよ。


あと意外に礼儀正しいとこも。
わたし知ってるんだよ。
テニスコートに入る前に必ず一礼するよね。

そばにいると、どんどん彼のいいところみつかって。

暑いだけの夏が幸せに変わってく。






「(宍戸くん)逢えてよかった」

「ん?」

なんか言ったか?って顔して、わたしに再度言葉を求める宍戸くん。
照れくさかったけど、にっこり笑った。







「みんなと逢えてよかったって言ったの!テニス部入って良かったなって!」















































追記++


久しぶりの宍戸ドリーム。
でも絡み少ないけど。
はじめは跡部で書きはじめたんだよね、例のごとく。
でもね、跡部より宍戸のほうが曲イメージっぽかった。
長太郎とかでも良かったんだけどさ、でもジローはないかな。
だってジロちゃん、len書けないんだもん。
駄々っ子子供みたくなっちゃう。





image song  trf『BOY MEETS GIRL』



UP DATE.2003.08.13