そして出ている台の発表が行なわれる時間がやってきた。
店内には店員の元気のイイ声が響く。
「3時になりました。ここで出玉の中間発表〜〜〜〜〜〜」
「第一位!!約6500枚で272番台」
三上の座っている台であった。
三上は他の連中の終焉に負けず第一位をキープしていた。
横では藤代が羨望の眼差しと声をあげた。
「おおーーーーーー」
発表はまだまだ続いていく。
「第二位!約5500枚で220番台」
それはツバサの台だった。
さすが、昔三上とつるんでうっていた過去があるだけあって、気合いの入れ様は他の皆をぬいていた。
「第三位、約5200枚で206番台。第四位、約4600枚で222番台。第五位、約4200枚で100番台」
次々と杉原潤慶の座っている台の番号がげられていく。
その時点では、一位三上、二位ツバサ、三位杉原、四位潤慶であった。
藤代は語彙にも入っておらず、頑張ることを心に誓っていた。
そして、さらに三時間後、ふたたび順位発表がやってきた。
「第一位、約10000枚で272番台」
やはり、今度もトップに輝いたのは三上であった。
そしてニ位はツバサの8500枚である。
さらに、順位は読み上げられていく。
「第三位、約7500枚で100番台」
三上に負けて叫ぶツバサをよそに藤代は発表の順位に関心を寄せていた。
「んっ>100番!?さっきはもっとあとだったハズ。追い上げてんなーーーーー」
藤代は勢いづいてまたゲームを消化しまくっている三上を横目にたちあがった。
潤慶や杉原などといった面々をよそに追い上げてきた人物に興味が湧いたのである。
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