そして、お決まりの写真撮影には、西園寺の写真が貼られた。
三上は怒りに震えた声で西園寺に言う。
「テメ−...なぜ北口に......」
西園寺は満足そうな笑みで語りはじめた。
「何てことはないわ。北にも花台が何台かあるもの。その中の一台に君のみえてないものをみいだしただけ」
ただ、それだけよ。とでも言うように淡々と話す西園寺に三上の怒りはヒートアップするばかり。
「何だとコラァ」
西園寺は急に振り向いて後ろにたっていた藤代から紙をうばいさった。
「そこの君、王子五カ条の紙、貸してくれる?」
そして西園寺はどこからともなくペンを取り出し、紙にすばやく書き付けた。
第6条
ロマン最優先
ロマンティックな挙動を感じなさい!
そして迷わず打つ!!
西園寺はかけていたサングラスを外し、たんたんと話す。
「君はただ単に設定6をとれる確率のみを考えただけ。でも、私は違うわ!!今日この店にあるすべての6の中から...最もファンタスティックな挙動を刻む台を選んだの。そしてそれは北に存在したのよ」
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