「似合うわ〜ふたりとも」
「おお〜〜〜」
「うん、かわいい〜〜〜」
「違和感ないですよ、全然」
次々に送られる賞賛の言葉に、その中央で腕組みをしていた跡部くんはふっと笑った。
「当然だろ」
学校親睦交換在籍。01/発表
跡部くんとが付き合い出してからいろんなことが起きてることは確かだけど。
何故、いまわたしとは武蔵森じゃない制服を着ているんだろうか。
全くもって何度も聞かされたけど(耳にタコができるくらいにね、でもはセンセイにつかみかかってたっけ)結局学校親睦交換在籍って何の意味があるわけ?(全く意味が分からない)
しかも、三年間在籍してて聞いたの初めてなのに。(誰もそんなシステムがあるなんて言ってなかった)
相手先が跡部くんのいる氷帝でしかもとわたし、ふたり揃っていかされるなんておかしすぎる。
だけど、学校命令に逆らえるはずもなく、わたしとはこうして今日から三週間氷帝学園の生徒として過ごすことになった。
ちなみにいま氷帝の制服はじめてきてみた(う〜ん、チェックが激カワ)んだけど...なんで跡部くん率いるテニス部がいるんだろう?
(しかもじっくりみられてるし)
学校親睦交換在籍には関係ないよね...?直接...。(だって、学校間の行事みたいなものだよね)
そんなことをつらつら考えながらをみたら顔から青筋がみえるくらい怒ってた。
わたし、結構楽しんでるのにな。(だってもう逃げようがないし、亮いないし...)
「あ、そういえばわたしたちってどのクラスになるの?」
疑問に感じた質問にレギュラーさんたちが騒然となる。
「そういや、聞いてへんね」
「俺のクラスだといいなぁ」
「俺、と一緒がイイなぁ」
「俺は絶対同じクラスにはなれませんねぇ」
「とがくれば伊織が喜ぶな」
そんな期待の声を一蹴するかのように跡部くんの声が響いた。
「は?てめえら何言ってやがんだ?」
とは俺と同じクラスに決ってんだろ?と当然のように吐き捨てて芥川くんの肩に手をかける。
「よかったな、ジロー。お前はと同じだぜ」
芥川くんはその言葉にキラキラと瞳を輝かせてわたしをみつめる。
「わーい、一緒だって!!」
俺、チョ−嬉しい〜〜と手をとってぶんぶん振り回す。
わたしも芥川くんのその仕草がかわいいので笑ってしまう。
と、横でぶちんとなにかのきれる音が聞こえたようなきがした。
「...ふざけんじゃないわよ!なんであたしが景吾と同じクラスなわけ?そんなのあり得ないし絶対に嫌」
黙っていたが跡部くんにかみつく。
だけど、跡部くんはそれを笑っていなした。
「うるせぇな、お前たちと一番親しいのは俺に決ってんだろ」
それに...ともったいつけるようにゆっくりはいて言葉を続ける。
「交換で行ったヤツら、俺とおんなじクラスだぜ?」
とどめのセリフには言葉すら失ってうなだれた。
「....サイアク」
呟いた言葉にも元気がない。
「あ、それから在籍中はテニス部マネージャーだからな」
わかったな。との言葉が響いて、跡部くんは至極楽しそうに笑った。
その瞬間なんでこんなことが起きたのかちょっと理解できた気がした。
△/▽
追記**
ずっとネタとして考えてたもの。
だって、跡部はちゃんラブなのでちゃんと同じ学校で同じクラスでいたいと思ってるんですよ。
だけど、ちゃんは武蔵森の生徒。
こうなったら留学みたいなカタチをとらせてでも一緒にいたいと...。
すばらしー権力を誇る跡部の、彼にしかできない芸当ですね。
もちろん、続きます。
up date2003.06.15